書籍・雑誌

2011年12月31日 (土)

「いつかは行きたい一生に一度だけの旅 世界の聖地 ベスト500」読みました! その24

いやー何とか、ギリギリセーフでした coldsweats01

今年最後の読書感想文 book です。

最後は、これをぜひ、ご紹介したかったgood

「いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の聖地 BEST500」コンパクト版

日経ナショナルジオグラフィック社 2940円

033155411


 

実は、私、学生の頃、約5ヶ月かけて、

日本を、向かって左から出てairplane、右から帰ってきたことがありますcoldsweats01

目的は、至って単純で、

「視野を広げたいから」とか、「もっと勉強したかったから」とか、

そんな高尚なことではなくpaper

「ただ色んなものを見たかったからhappy02です。

これは、今も変わらず、ですが、好奇心の塊、だったんですね coldsweats01。昔から。

 

で、この本。

久しぶりに胸躍りました lovely

時間のある時に、パラパラとめくるのですが、やはり、私の行きたいところは、

古代遺跡か、圧倒的な大自然。ですgood

一応、この本の項目は、

伝説の風景

謎の巨大遺構

信仰の発祥地

永遠の史跡

日々の祈り

神が宿る場所

巡礼の道

儀式と祝祭

忘れ得ぬ人々

心を見つめて

という区分けになっているのですが、圧倒的に目をひくのは、私的には、

伝説の風景と謎の巨大遺構。の部分。です。ハイ。paper

いやー1人でテンションあがりますup

これは、見ながら楽しむものなので、ぜひ、皆様も、年末年始や週末の空き時間に

今は行けなくても、せめて、この本で世界を楽しんでいただければと思ます。

そして、私のように、人生で一度は行きたいベスト10などお決めになると

おもしろいかもしれませんcoldsweats01

(その発表は、今回は割愛させていただきますが…sweat01

 

ということで、今年の読書感想文は、これにて終了ですgood

 

…最後は、写真集ではないのか?という疑問を残しつつ…sweat02ですが。

 

 

皆様!よいお年を!!paper

 

 

 

 

 

 

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「大局観-自分と戦って負けない心」 読みました! その23

昨日で今年最後の学習指導となり、今日から1月2日までは、正月休みとなります。

師走は師走で忙しかったなりに、課題は、ちゃんと、と思い…sweat01

「大局観-自分と戦って負けない心を読みましたbook

↓プロ棋士の羽生善治さんの著書です。

Img_1217 

 

第1章 大局観

第2章 練習と集中力

第3章 負けること

第4章 運・不運の捉え方

第5章 理論・セオリー・感情

と、5章立ての本でしたが、私が気になった、

第2章の中の「教えることについて」

と第3章の負けることについてから、少々、抜粋をして感想を。

(以下、青字が抜粋部分です)

 

第2章より

「練習は、たくさんすれば良いのだろうか?

将棋を始めたばかりの時は、何よりも練習量が必要ではないかと思う。

基本や基礎をしっかりと固めるためには、とにかくある一定のまとまった時間を

費やさなければ身に付かないし、そこからの大きな進歩も考えられない。」

と。

そして、ブレイクスルーへとつながっていく…というようなことが書いてありました。

また、

「何かに上達したいなら、『繰り返し』をすることがとても大切だ。」

ともありました。

「何かを学ぶ」時には、もっとも当たり前で、普遍的なことのように思えますgood

シンプルな結論ですが、なかなか、みんなが実行できないのも、事実かもしれません。

 

次に、第2章の4『教えること』からの抜粋です。

「将棋に関して、師匠が弟子に『こうしなさい、ああしなさい』と言うことは、

ほとんどない。直すべきところがあっても、弟子が自然と気づくまでそっとしておく。

これは、「自分で苦労して、自分なりの方法を見つけなさい」という無言の教えである。

教えてもらう前に、自分で考える習慣をつけることが大事なのだ。

また、師匠が手取り足取り教えてしまうと、そのカラーが弟子に移ってしまい

乗り越えるのが難しくなることや、将棋は対局が始まってしまえば

誰も助けてやれないということも、師匠があまり教えない理由とされている。」

全くの同意。です。これも普遍的かな、とも happy01

先日も受験生には、厳しいと思いましたが、恒例(?)の

「これからは、『何やればいいですか?』という質問は受け付けません。

まずは、今、自分で何をすべきか考えてください。

『こういうことをしたほうがいいと思うのですが、どうですか?』という質問は

受け付けます。」

という話をしました。

ココだけの話。私なりの愛情表現なのですが…sweat02。意図が伝わらないとダメなんですけれどねsweat01

 

ただし、

「最近では、師匠が教えないと弟子が本当に何も勉強しないので、見るに見かねて

師匠が教えるケースもあるようだ。時代が変わってきているし、すべて自主性に

任せるのではうまく行かない時期が来ているのかもしれない。」

とも…。うーんsweat02

 

そして、コーチングのコツとして、

「将棋を教える時に肝心なことは、教わる側は何がわかっていないかを、

教える側が素早く察知することだと考えている。」

とありました。それから、引き続き、

「~(中略)それは、非常に微妙な調整を必要とする、ある種の職人技だ。

そんなところが、教える側の大きなやり甲斐ではないかと考えている。」

とのこと。

いわゆる「教えるのがうまい先生」とか「分かりやすい先生」の説明だと思います。

これは、ウチの講師陣にも、しっかり学んでもらわないと、と思いますgood

…っていうか、まずは私から、ですけれど…sweat01

 

あとは、「直観と閃(ひらめ)きの違い」について

「きちんと論理立てて説明できるのが直観で、

なんだかわからないが、この方が良いと考えるのが閃きなのだそうだ。」

と、脳科学者の方から教えてもらったと書いてありました。

これについての結論は、

「いずれもあまり過信せず、ひとつのツールとして使いこなすのが肝要」

とのこと。

直観って大事です。でも、その使い方って、ホント、羽生さんの言うとおり、と思います。

 

ここまで、脈絡のない文章になっていますが、そのついでに、次の文もsweat01

「経験則としていうと、モノをたくさん手放せば手放すほど、加速をつけて

新たなモノが入ってくる。」

とありました。これは、故スティーブ・ジョブズ氏も同じことを言っていました。

「何かを捨てないと前に進めない」と。

これも、何か普遍的なことなのかもしれませんね coldsweats01

 

最後に、少し驚いたのは、この著書の中に、多くの著書からの引用が

出てくるのですが、羽生名人は、将棋のことばかりしているのではなく、

かなりの読書量があるということです。

間接的には、将棋につながっているのだと思いますが、

ここにきて、やっぱり「本を読む」って、非常に大事なことと、改めて考えました。

 

今教えている生徒の中で、もしかしたら、「大人になったら勉強しなくていい」

と思っている人がいるかもしれませんが、私、この年になってハッキリ言えるのは、

「『学ぶ』ということは、一生続けたほうがいいものです。」ということです。

「いい」というのは、端的に言うと「自分にとって得になる」ということですかねcoldsweats01

特に、本を読む、ということは、本当に、自分を成長させるために

とても必要なことと、しみじみ感じ入った今回の読後でした。

 

 

 

 

 

 

 

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2011年11月30日 (水)

「僕は君たちに武器を配りたい」読みました!その22

今回は、古くからの友人に勧められて、

「僕は君たちに武器を配りたい」book を読みました。

講談社 1890円 瀧本哲史さん著です。

Photo
↑これが本です。ちょっと違和感がありますが…

黄色い帯には、「京大NO.1若手人気教官」とありました。

 

で、以下、目次です。

第1章 勉強できてもコモディティ

 

第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた

 

第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在

 

第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ

 

第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方

 

第6章 イノベーター=起業家を目指せ

 

第7章 本当はクレイジーなリーダーたち

 

第8章 投資家として生きる本当の意味

 

第9章 ゲリラ戦のはじまり

 

ちなみに、第1章の「コモディティ」とは、「日用品」との意味で、

「いつでも取って替われてしまうもの」というような意味合いで、使われていました。

で、以下、気になった文、文章について、コメントを。

※青字は本の引用部分です。

 

 

自分の頭で考えない人々はカモにされる

厳しい言葉ですが、きっと正解、深刻と思います。

私も、これだけは避けたいし、他の人にもそう思っているので、日ごろ、生徒にも、

「まずは自分の頭で考えて」という指導をしていますpaper

 

松下幸之助は確かに偉大な人物だった。しかし~(中略)。もし「経営の神様」と呼ばれていた幸之助が生きていれば、全く別のことを考え、実行しているに違いない。

パナソニックの創業者までも、否定してしまう凄みを感じましたcoldsweats02

(フォローはしてましたがsweat01

 

経営再建中の日本航空が、2005年の就職人気企業ランキングの1位だったことを考えると、「もうそろそろ潰れそうな会社の指標」として学生の就職人気ランキングを見ているのもおもしろいかもしれない。

この側面にも、ちょっとうなずける時があります。昔とは違うんですよねcoldsweats01

 

名伯楽について

伯楽(昔、中国にいた馬を見分ける名人)は、嫌いな相手に「名馬」の見分け方を教え、好きな相手に「駄馬」を見分ける方法を教えていたのである。

普通に考えれば、贔屓(ひいき)のお客に名馬の見分け方を教えるところだが、彼は逆だった。伯楽はどうして「駄馬の見分け方」を贔屓の客に教えたのか。

それは、世の中には、名馬よりも駄馬のほうがずっと数が多いからだ。

として、人についても同じことが言える、と続いていました。

これは、厳しく、難しい言葉だな、と思います。

確かに、世の中を見渡せば、日本にも世界中にも「駄馬」はいると思います。

けれども、その見方って、あまりにも主観的すぎる気がして、

うまく言えませんが、なんか、違和感を感じましたsad

 

メンバーのやる気が足りないと質問した起業家について、ジョン・ウッドという人は、

「簡単なことだ。自分自身が結果を出し続ければよい。リーダーが結果を出せばみんなついてくる。あなたが結果を出していないからダメなんだ。まずは結果を出して下さい。」

これは、身につまされる、の一言、でしたsweat02

 

 

住宅ローンはリスク管理できない人のもの

サラリーマンはハイリスク・ローリターン

そんなこと、言われてもな…と。この見方にも違和感が。

じゃあ、住宅ローンがなくなったら、サラリーマンがいなくなったら、

世の中って成り立つの??と。

ただ、以前、養老孟司さんの本を読んだとき、

「昔の日本には、自営業者が多かったのに、今はサラリーマンが多すぎる。これは異常だ。」

というような内容を読んだとき、「武器を持って起業する」って選択肢もあるんだと

今の就職難の時期だからこそ、考えた時がありました。 

「就職」にしがみつくのではなく、「起業」という選択肢もあるということです。

 

安易なフランチャイズ加盟は危険すぎる

コンビニには、お世話になっているので、あまり言えませんが、

確かにフランチャイズって、ほとんどは酷なシステムのような気がしますsweat01

 

人を今の評価で判断しない

これは、教育者がよくやるミスです。いわゆる「人にレッテルを張る」ということ。

人は変わります。変わろうと思えば、いつでも変われます。

「変われない」と思っている人は、どこかで本気でないだけです。

私もそういう「変わった生徒」を何度も見てきているし、

そういう可能性がないと、この「塾の先生」という仕事の意味がなくなります。

ということで、ここは激しく同意しましたpaper。 

 

地球上のすべての水資源のうち、淡水はわずか2.5%しか存在しません。

残りはほぼすべて、海水です。

これは、本文と、ちょっと関係ない内容での引用ですが、

この数字に、改めて驚き、「水」の大切さについて、考え直さなくては、

と思いましたbearing

 

世の中の多くの”残念な人”は、「自分で調べるひと手間」を掛けようとしない。

これは、最初の「自分の頭で…」に戻りますが、やっぱり重要なことと思います。

「何のために勉強」という答えは、たくさんあると思いますが、

「どんなふうに勉強」という答えの究極は、「まずは自分で調べる」

が、入口であることは、まず間違いないと思いますgood

 

 

ということで、すべての内容について、賛成!というわけではありませんが、

非常に刺激された本でしたhappy01

 

ちなみに、裏表紙には

「20代が生き残るための思考法!!」

とありました。

 

あれっcoldsweats01

 

 

 

 

 

 

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2011年11月19日 (土)

「スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」読みました! その21

私、昨年の5月にアイフォーンmobilephoneにしました。

当時、マインズの中学生がよく使っていた、アイポッド(ipod)のなんたるかが、

よくわかっていなく、そこに、ipod nano やら、 ipod touch やら、itunesやら…sweat02

これは、そういう世代と接している身としては、まずいだろうと、危機感を覚え、

いろんな人に話を聞いたり、調べたりして、

「じゃあ、ipodが入っているiphoneを買おうじゃないかgood!」

という、ご都合主義の結論に達したのでした。coldsweats01

 

あれから、1年半。

すっかり、アップル社appleに魅せられ、

それを創ったスティーブ・ジョブズ氏に興味を持ち、

雑誌で特集が組まれていると、それを購入し、目を通したりしていました。

 

で、先月の10月6日の訃報。

iphone4Sの予約受付日が10月4日から、だったので、その直後のことでした。

「4S」は「For Steve」じゃないか、と噂され(アップル社はこれを否定しています。)

私はその解釈を了とし、またもやご都合主義で機種変更してしまいましたgood

(ちなみに、初石校の先生のうち3人は4Sホルダーで、あと1名は購入待ちですsweat01。)

 

という流れからの、彼の伝記「スティーブ・ジョブズ Ⅰ・Ⅱ」。読みました。

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私、歴史は好きなのですが、

「伝記」というジャンルがあまり好きではないんですsweat02

何といいますか、敷居が高い、というか、

「この人の伝記を読んで、参考にしなさいbook。」と言われても、

あまりにもその対象者が輝きすぎていて、

「いやーなんか初めから15ゲーム差くらいついていて、追いつけそうにないっすsweat02。」

って、具合になってしまうんですcoldsweats01

 

けれども、今回の伝記は、そんなことはありませんでした。

彼は、ボロボロ泣きもすれば、怒鳴りもし、人に散々悪態もつくし、

同僚は、「ヒーロー」か「まぬけ」の二分法(その評価が一夜にして変わることもある)。

製品も「史上最高」でなければ「お粗末」という具合に、

かなり極端な人のようでした。

正直に言って、この人のもとでは、私は働けないだろうな、と思っちゃいましたcoldsweats01

 

それでも、私がこの本から、少なくとも1つ学べたのは、

彼は、彼が作る製品については、「異常なまでに手を抜かないこと」です。

その真摯な姿勢、というか、

もはや熾烈な執着心と言ってもいい状況は、本書を読んでもらえればと思うのですが、

私が持っているアイフォーンは、製品そのものの細部に至るまでは、当然として、

(文字通りのねじ1本まで、ですcoldsweats02

同梱されているイヤフォーンの色、素材、

それから、何と、製品を入れる箱にまで、彼が細かく指示を出しているそうです。

もちろん、今まで、彼が送り出してきた、マッキントッシュ(というコンピューター)、

ipod iphone ipad などの製品も、皆、同じです。

それから、銀座、渋谷にある、アップルストアの建物についても、

そのデザイン、建物の壁、階段、床の素材、色にも、口を出しています。

 

ちなみに、彼は、ピクサーも立ち上げて、「トイストーリー」をヒットさせ、

「バグズライフ」「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」「カーズ」にも

深く関わっていることが、本書でよくわかります。

「バグズライフ」と同時期に上映していた「アンツ」との内幕も、実はすざましかったsweat01

 

生まれてすぐに養子に出されるという出生から始まり、

創業したアップル社を一度は追いだされるも、またカムバックし、立て直し、

そして現在に至り、つい先日の死。

決してまねできる人物ではない、ということは、「伝記」のくくりと一緒でしたが、

「仕事に対する情熱」については、改めて考えさせてくれる本でした。

 

今まで読んだ伝記とは違う「等身大の」偉人伝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年10月22日 (土)

「まいにち富士山」読みました! その⑳

本屋さんをブラブラしていたら、

「おい、お前、これしかないだろう。book

と、本に呼びかけられましたcoldsweats01

 

それが、今回の「まいにち富士山」です。

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(佐々木茂良著 新潮新書 714円)

「毎日、富士山を眺めながら時を過ごしている人のエッセイかなconfident」と思いきや…

 

著者は、学校の先生を退職されて64歳になられてから、富士山に初登頂

ここまでは、わが名誉隊員(70)の69歳で初登頂も負けてないぞ!

と思っていたのですが…、

なんと、以来、通算800回を超える、まさに「fuji まいにち富士山」に登っている人

の本でしたcoldsweats02

(実際は、5月くらいから登り始めて11月中旬で、次の年を待っているようでした。)

 

昨年、富士山の初登頂に成功し、今年も登った身としては、

ちと、捨て置けない本でしたcoldsweats01

 

目次は、私のかつてのブログのように、

「五合目」から「剣ヶ峰」となっていて、「富士山に登ってみようかな?」と

思っている人には、よい参考書のような気がします。

 

今回は、私が、「これは!happy02と思った内容を1つだけご紹介します。

ある会社で働いている仲間が、毎年テーマを決めて登っているそうです。

今年はスタイルは「剣士」。これまでの13年間は、「新撰組」「マツケンサンバ」「義経」

「水戸黄門」「織田信長」…と、やってきたそうですsmile

(でも、靴は登山靴だそうですgood。)

何か、ヒントを得たようでしたflair。(違うか…sweat01

また、大手の塾の先生たちが、スーツにネクタイで、生徒たちの合格祈願のために

登っているとの話もありましたcoldsweats01

(こちらは革靴で、それはちょっといただけない、とありましたwobbly。)

同じことを考える塾の先生っているんだな、と少し可笑しくなりましたcoldsweats01

 

 

ということで、現在、名誉隊員と同い年の方が、

今日も富士山に登っていると思うと、スゴイなーcoldsweats02と思います。

富士山に登ったことのある方、富士山を目指される方には、おすすめの本でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年10月11日 (火)

「下町ロケット」読みました! その19

連休を利用して、読みましたbook

「下町ロケット」 池井戸潤 著

shine第145回直木賞受賞作品ですshine

Sitamati 

 

下町の中小工場の2代目社長になった元ロケット開発技術者の佃さんが、

色々な困難に遭遇しながらも、奮闘していくストーリーですgood

あまり内容を書いてしまうと、なんですので、ここでは控えますが…sweat01

 

いやーよかったですhappy02

中小企業ならではの、社長の葛藤あり。笑いあり。涙あり。

私も、途中から、この「佃製作所」の社員になった気持ちで、読んでしまいましたcoldsweats01

で、2,3回泣いたかなweep。ガッツポーズしながらrock

 

アツい組織っていいですよね。

決して順風満帆ではないけれど、侃侃諤諤(かんかんがくがく)やって、

まとまっていく。ヨイ!!

私には、とてもハマった本bookでした。

読んだ方いましたら、ぜひ、登場人物評をしたいですねhappy01

誰が一番かっこよかったかとか、作中の彼についてはどう考えたかなどcoldsweats01

 

私、月曜日の夜3時に目が覚めてしまい、そこから眠れなくなったので、

この本を読み始め、たら…止まらず、午前中には読み終わってしまいましたhappy01

それくらいのめり込んでしまった本です。

ぜひ、ご一読をpaper

 

 

 

 

 

 

 

 


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2011年10月 7日 (金)

「塩野七生『ローマ人の物語』スペシャルガイドブック」読みました!その18

…。

すみませんsweat02。やってしまいましたsweat01

1ヶ月に2冊の書評をブログに載せる目標が…bearing

 

でも、ダメだったからといって、全てをやめてしまうのもなんなので、

「継続は力なり」で、あと3ヶ月。がんばりますgood

(ハート強っ!sweat01

 

ということで、今回は、前回に引き続き

「塩野七生『ローマ人の物語』スペシャルガイドブック」読みました!

Photo

いうなれば、今までの全15巻の総集編ですrock

それが、743円で楽しめるのだから、これはこれで素晴らしい本です。

 

読みながら、「ああそういうことあったなhappy01。」と、よい復習になりました。

ここでは、ローマ人の名言をご紹介。

 

ローマの天才・英雄、ユリウス・カエサル

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えているわけではない。

多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。」

ため息の出る名言です。解説不要です。

 

五賢帝のひとり、アントニヌス・ピウス

「責任を果たしていない者が報酬をもらいつづけることほど、

国家にとって残酷で無駄な行為はない。」

今の行政に関わる人たちに、かみしめてもらいたい言葉ですねpunch

 

街道沿いに作られたある墓碑(ぼひ)の碑文だそうです。

要は、無名のローマ人のお墓に彫られた言葉です。

「これを読む人に告ぐ。健康で人を愛して生きよ、あなたがここに入るまでの

すべての日々を。」

いいですね。古代の人なのに、親近感があります。健全な精神が垣間見られます。

 

 

「ローマの女の鑑(かがみ)」といわれた、グラックス兄弟の母、コルネリア

「子は、母の胎内で育つだけでなく、母親のとりしきる食卓の会話でも育つ」

これ、個人的には、的を射ているような気がします。

深いgood

 

 

と、どうですかね。やっぱりローマ帝国はすごかったと思います。

 

で、この本ですが、実は旅行のガイドブック的な要素もあり、

よくもまあ、あんなにカラーの写真を載せられたな、と思うくらいの本です。

(それでいて743円happy02!)

史跡はもちろん、ローマ帝国に関係する現在の美術館も詳しく掲載されていて、

この一冊を持って、ローマ帝国巡りができる出来栄えです。

 

 

いやいや、この本からは、ホントに多くのことを学びました。

これを生かすも生かさぬも、今後の自分次第ですねhappy01

 

 

 

 

 

 

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2011年9月12日 (月)

「ローマ人の物語 ~ローマ世界の終焉~」読みました! その⑰

book読書の秋mapleだけあって、今回は余裕を持ってgood

 

ということで、

塩野七生さん著

「ローマ人の物語 ~ローマ世界の終焉~ 文庫本(上)(中)(下)」読みました!

Photo


 

ずっと、楽しみにしていた本でしたhappy02

ハードカバーで全15巻。文庫本では、今回の最終回で全43冊sweat01

毎年9月になると、先行して出版していたハードカバーの文庫版が

数年遅れで出版されていたのですが、

私は、文庫本で、全冊揃えて、読んでいましたgood

しかし、この秋で、このお楽しみも終了bearing

 

最後のほうは、ああ、終わっちゃうんだなweep、とローマ帝国の滅亡とともに

少し、感傷に浸ってしまったほど、良書でしたgood

 

要は、ローマ帝国の勃興から盛隆、衰退、滅亡までの、通史、です。

が、出てくる人物が魅力的で仕方がないlovely

(おーこの人スゲェー!coldsweats02)とか、

(おい、こらっ!お前トップだろ!何してんねん!sad←何故か関西弁 とか、

(いやーそれはないだろ!bearing)とか、イチイチがおもしろかったです。

まさに塩野氏曰く「歴史はディテールに醍醐味がある。」との言葉通りでした。

(この歴史の魅力を生徒たちに伝えてあげたいhappy02!)

 

例を挙げれば切りがないのですが、

私が一番驚いたcoldsweats02のは、実はローマ帝国って、

王政(初期) → 共和制(興隆期) → 帝政①(安定期) → 帝政②(衰退期)

という政体の流れだったんですね。

共和制のあとに、帝政が来るなんてcoldsweats02

でも、そのグランドデザインを敷いたのが、

ユリウス・カエサルであり、以後の皇帝、オクタヴィアヌス、ティベリウス、と続き、

幾度の混乱はあるものの、構築されたシステムがしっかりと機能し、

ローマ帝国最盛期の五賢帝時代に続いていくわけですhappy02

(今回読んだのは、滅亡、終焉の部分でしたが…sweat02

 

が、今回の「はじめに」の部分で、ローマ帝国の通貨を時代ごとに並べ、

「巻末の一覧を見れば、時代が過ぎるにつれて鋳造技術のほうも発達する、

というものではないことがわかってもらえるだろう。そして、この一事は、

時代が進めば人間も進化するとはかぎらない、ということも実証しているのである。」

とあります。

私が本を読んでいて、まさに考えていたことでした。

「実は、現代の人より、昔の人のほうが、頭良かったんじゃないのsad。」

と、つくづく思うことが多々ありましたsweat01

 

そして、同じ「はじめに」のところで、

「歴史には、進化する時代もあれば退歩する時代もある。そのすべてに

(つ)き合う覚悟がなければ、歴史を味わうことにはならないのではないか。

そして「味わう」ことなしに、ほんとうの意味での「教訓を得る」ことも

できないと信じている。」

としています。

 

いや深いcoldsweats02

参りましたwobbly。の一言です。

 

それくらい、圧倒的な本でした。

お勧めは、やはり、最初からの読破です。

私も、今年のうちに、もう一度、最初から読み返そうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年8月31日 (水)

「神様のカルテ」読みました! その⑯

「神様のカルテ」読みましたhappy01!(夏川草介著)

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「月に2回は、読書感想文を掲載する」という今年の目標は結構しんどいですねsweat01

今回は、小中学生の頃を思い出しました。

そうです。

夏休みの宿題「読書感想文」を夏休みの最終日に仕上げていた日々をsweat02

 

 

前回の読書を終えてから、

読書感想文としては、今一歩向いていない本を少し読み、

今日まで来てしまいましたcoldsweats01

さすがに、このブログでの月2回の読書感想文の課題は、承知していましたから、

内心は、かなり焦っていましたsweat01

で、思いついたのがdanger

「いつぞや、姪に『神様のカルテ』を買ってあげたな。あれなら、すぐに読めそうだ。」

という、邪(よこしま)な考えでしたcoldsweats01

午前中に、早速、本を借りに行きましたcardash

私は、1冊(1巻)だけでよかったのですが、

姪が「こっちも貸してあげるよhappy01。」と、『神様のカルテ2』なるものも手渡してくれ、

私、正直、少し固まりましたsweat02

で、今回は、月に2回の課題を終わらせる、というのっぴきならない大目的のため、

「神様のカルテ2」は涙を飲んで割愛し、

1巻だけを拝読。昼寝を挟みつつ無事読了しましたcoldsweats01

で、感想を。

 

 

よかったです。非常にgood

3話構成で、

第1話 満天の星

第2話 門出の桜

第3話 月下の雪

とあったのですが、

「神様」が出てきて荒唐無稽な奇跡を起こすようなコトは一切なくpaper

話のリアルさに、素直に感情移入でき、思い切り泣くことができましたcrying

 

どの話もよかったのですが、私は、第2話の最後のシーンを一番お勧めします

滑稽なくらいに何かに対して一生懸命になっている姿って、

やっぱり、ひどく感動を誘います。私はcrying

 

それから、気に入ったセリフもいくつかあったのですが、あまり掲載してしまうと、

これからお読みになる読者の方に申し訳ないので、今回は伏せておきますcoldsweats01

これは、ぜひ読了された方と、語り合いたいですねhappy01

 

ちょっとだけ、残念?だったのは、映画化が決まっていたので、

主人公の栗原先生のセリフを読むときには、桜井翔さんの、

栗原先生の細君ハルのセリフを読むときには、宮崎あおいさんの

声が聞こえてきて、少しイメージが固定されてしまったことくらいですかねcoldsweats01

(それはそれで、楽しみでもあったのですが…)

 

 

現在、医療・看護関係を志望している高3の生徒の小論文を添削しているのですが、

彼女らには、特に、第3話を読んでもらいたいですねbook

泣いちゃうかもしれませんが、いや、きっと泣くでしょうが、

医療とか、看護とかって、どう捉えるべきか、前回の小論文の課題に加えて

より深く考えることができるんじゃないかな、と思いましたconfident

 

 

ということで、さらっと読めつつも、考えさせつつ、感動できる本です。

ぜひ、皆様もご一読をpaper

 

 

 

 

 

 

…今回もギリギリ間に合ったcoldsweats01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年8月23日 (火)

「日本中枢の崩壊」読みました! その⑮

気づけば、今月も後半に入り、

また書評ブログについては、追いこみになってしまいましたsweat01

 

 

今回は、「日本中枢の崩壊」を読みました。

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著者は、経済産業省にお勤めの古賀茂明さんです。

いわゆるキャリア官僚の方です。

最近よくテレビでもお見かけしますが、

現在、古賀さんは、官僚機構の虎の尾を踏んで、閑職です。

↓この方が古賀さんです。

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思ったより、難解で、少々専門的な話もありましたので、

読むのに一苦労しました。

 

…っと、ここで、政治的な話題は少々避けたいので、

あまり感想は書きませんが、

取捨選択、判断は、最終的には自分がするとしても、

やはり、新聞、テレビだけはなく、色々な情報は、

できるだけさまざまなメディアから、しっかりとバランスよく集め、

冷静で間違いの少ない結論が出せるように、個々人が考えていかなきゃな、

と、この本を読みながら、思いました。

 

…と、今回は、この辺でご容赦を…sweat02

 

 

 

 

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